2021.01.13

雪道の準備不足は安全管理義務違反で処分

   福井県の多くの地域で1月の観測史上最大となる降雪を記録し、日本海側を中心に高速道路や一般道路などで多くの車両が立ち往生しました。気象庁によると、福井県内では積雪量が100cmを超え、10日10時時点の積雪量は勝山市の国道157号線で357cmに達しました。

   

  赤羽国土交通大臣は8日の会見で、6日に大雪に対する緊急発表を行い不要不急の外出を控え冬タイヤやチェーンを確実に装着することなど、大雪に対する警戒を道路利用者に呼びかけ、バスやトラック事業者に対しても、地方運輸局を通じて徹底を図っていると対応を説明した。

   

   そのうえで、「冬タイヤの未装着などにより、道路上で立ち往生した事業用
自動車については、12月の関越道における事案以降、道路局から自動車局に通報する仕組みが確立しており、悪質な事例については監査で事実関係を確認したうえで、安全管理義務違反として行政処分を行う」と発言。事前の準備をおろそかにした状態で運行し立ち往生した場合、貨物自動車運送事業法に基づき監査を実施し、安全管理義務違反で摘発する方針を示しました。

     

   雪道対策を徹底して「命を守る」行動を徹底しましょう!

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