2021.08.13

「進路変更禁止」注意喚起表示の新設

 警視庁は、「進路変更禁止」の交通規制が実施されていることを事前に注意喚起するための表示を新設しました。
 進路変更禁止の交通規制は、交差点手前等において車両通行帯の境界部に設ける黄色実践の道路標示により実施しています。
 新設される注意喚起表示では、進路変更禁止区間の手前で、黄色の矢羽根型で表示します。
 目的は、運転者に対し事前に進路変更禁止の規制区間を知らせ、ゆとりを持って、進行を望む車両通行帯への進路変更を行なえるようにすること。

 新設に向けては、1月から3月の期間、東京都内の2カ所の交差点で、矢羽根型とドット型の2パターンの注意喚起表示を試行設置しました。検証の結果、進路変更禁止の規制区間において進路変更を行なった車両の台数は、試行設置後、大幅に減少するという結果が得られました。また、費用対効果の観点から、矢羽根型を法定外表示の標準仕様として設定することとしました。

 運転者の方へは、道路標識・道路標示を確認する習慣を身につけるように指導してください。また、運転者教育でお困りの企業様、弊社へお問い合わせください。

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