2021.02.01

冬用タイヤの安全性を確認することがルール化されました

    昨年末以降の大雪により、関越道や北陸道において多くの大型車両が路上に滞留する事案が発生したことを踏まえ、バス・トラック運送事業者は、雪道において適正な冬用タイヤを使用していることを確認しなければならないこととなりました。

改正の概要
「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の一部改正
・整備管理者は、雪道を走行する自動車のタイヤについて、溝の深さがタイヤ製作 者の推奨する使用限度よりもすり減っていないことを確認しなければなりません。
・運行管理者は、雪道を走行する自動車について、点呼の際に上記事項が確認されていることを確認しなければなりません。

ポイント
今回の改正趣旨は、雪道で冬用タイヤを使用する場合における確認事項を明確化することです。決して運転者任せにならないようにしましょう。整備管理者、運行管理者が責任を持って輸送の安全確保に努めてください。

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